烏来温泉美人湯
台湾は南北に細長い島で、面積は約3万6千平方ｋｍほど、日本の九州よりやや小さい島です。
島の南北には中央山脈が続いており、台湾は日本と同じように、環太平洋火山帯に属しているため、温泉も島内に豊富に湧いています。北は日本や沖縄諸島、南はフィリピン諸島に接し、日本・台湾の観光交流は年間約2百万です。
台湾は現在、約130以上の温泉があり、温泉は北部に多いが、中部～南部にも個性的な温泉が点在する。
台湾の温泉は、いづれも高温、湧出量が多い。泉質は、硫黄泉､塩泉、炭酸泉など、各種揃っている。
台北県にある、台北の南東28キロの烏来郷は昔から温泉地として有名で、「烏来（ウライ）」という言葉は、先住民族・タイヤル族の言葉で「煙が出るお湯」、つまり「温泉」を意味しています。
烏来温泉の泉質は、無色透明のアルカリ性で、炭酸ナトリウム泉で、平均温度は80～86度位。
炭酸ナトリウム重曹泉は肌のキメをこまかくして、美肌作用がある。『美人の湯』とも言われています。
烏来温泉は身体の芯まで温める動きがあり、リウマチ、神経痛、皮膚病、婦人病なども効果がある。
台北から「烏来」行きバスで終点下車（捷運MRTの新店駅からも乗れる）。
南勢渓と桶優渓という２つの渓流の合流点が、烏来温泉の中心地区で、温泉旅館や温泉浴場・店舗などが集まっている。南勢渓に沿ってトロッコが走り、２．５ｋｍ程上流に行くと、台湾最大といわれる落差８０ｍの烏来瀑布がある。この滝の目の前に、『那魯湾渡暇飯店』と烏来山地文化村歌舞場がある。
滝と滝の上を通る、ロープウェイ（全長382メートル）が見ることができます。また、滝の上には『雲仙楽園』があり、遊園地、レストラン、ホテル等の施設を完備しています。
烏来温泉は台湾一番温泉情調がある温泉郷、旅館群がひしめいています。烏来に到着したら、先ず500メートル足らずの街の通りを歩いてみて下さい。通り沿いには、先住民族料理の店や温泉に入れる公衆浴場がずらりと並んでいます。
お薦めは日本風ですっぽんぽんで入られる『国際岩風呂』、食事は『巨龍山荘』での茶膳、豆腐と小エビの包種茶ソ－スかけやウーロン茶のスモークチキンや色んなクリェチィブな創作料理が楽しめます。
烏来には、台北県で唯一の先住民族の集落、日本温泉郷の雰囲気がします。
烏来には桜は一万本あり、春先は櫻花の宴料理でも人気、そして、超一流の温泉宿は幾つもあります。
烏来温泉での一泊二食は日本円で約三万円ほど、テーマ別の家族貸切風呂でも一時間7500円ほど、日本以上の贅沢かも！
烏来温泉郷で、素敵な温泉風呂がたくさんあります。
日本式の小庭園岩風呂（「国際岩湯」）
http://www.clr.com.tw/places.htm
「明月光」日本式風呂付炭部屋
http://sunmoon.network.com.tw/
スパつきの「烏来春秋」
http://www.springparkhotel.com.tw/
デラックスの「湯屋」―アベックや家族向き、一番新しい「テーマ湯屋」は
Pause Landis Hotel「璞石麗緻温泉會館」
1時間半NT$2,500（ビューがあり）
http://www.pauselandis.com.tw/
